「祭の男」宮田宣也のブログ/明日がもっとスキになる

今,守るべき,つなぐべきこころって何だろう。祭の男,宮田宣也の祭ライフと,祭哲学について。

映画「MIKOSHI GUY 祭の男」小田原特別上映会が無事終了!

2019年3月31日,小田原市民会館小ホールにて映画「MIKOSHIGUY祭の男」の特別上映会が行なわれました。

当日は約100名の方にお越しいただき,盛会となりました。

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映画にも登場する「小田原四区」

小田原とのご縁のきっかけは,大学生の頃。

筑波大学では3年次編入という制度があり,3年生の時に他の学校から編入してくる生徒が数名います。

そこで編入して来たのが,現小田原四区神輿会副会長,可児智(かにさとる)くん。

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同級生の可児くん。

可児くんとはすごく仲良くなって,いつしかアパートの隣の部屋にも引っ越して来ていました。

その頃住んでいたアパートはほとんど友達だったので毎日のように一緒に食事をしたりしていました。

初めて小田原四区のお神輿を担がせてもらったのは,大学4年の頃だったと思います。

小田原流という独特の担ぎ方にも慣れていなくて,木遣りの掛け声を覚えるのに必死だったのを覚えています。

上映会の最後には,四区神輿会会長である村田さんに木遣りを歌っていただきました。

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会長の村田さん。

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小田原駅前で。

春日神社のお祭りにも

震災の年,僕は南三陸町にいたため祭に参加することが出来ませんでした。

しかしまた次の年も祭に呼んでもらえて,四区の人たちが覚えていてくれたことがすごく嬉しかったのを覚えています。

さらに嬉しいことに,僕の地元春日神社の祭にも毎年来てくれるようになりました。

5月3~5(僕らが参加しているのは4,5のみ)が四区の氏神さま大稲荷神社の例大祭なのですが,9月の春日神社の例大祭にも毎年担ぎに来てくれます。

成田三島神社神輿会

四区には,川口さんという方がいました。

僕が来た最初からずっと面倒を見ていただき,常に気を配って頂いてたくさんの事を教えてくださいました。

今は亡くなってしまったのですが,川口さんに誘われて当時相談役を務めていた成田三島神社の例大祭にも呼んでいただきました。

ここのお神輿も小田原流で担ぐのですが,神社神輿なのでとても重い。

今回の上映会にも,長くお付き合いさせて頂いている成田三島神社神輿会会長の今野さんにも来ていただき,上映前の祝辞を賜りました。

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成田三島神社神輿会、今野会長

南足柄天狗会

さらに今回の上映会には日頃様々なシーンでお世話になっている南足柄天狗会の皆さんにも来ていただきました。

天狗会の会長には,TBS「マツコの知らない世界」の収録でお神輿をスタジオに運んで頂いたり,昨年の天皇誕生日に日比谷公園前で行なわれた「天長節奉祝祭」でさらに一回り大きい「ジャンボ」を出して頂いたりと大変お世話になっています。

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マツコさんと一緒に担いでいるのが天狗会のお神輿です。

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天長節奉祝祭。一際大きなお神輿でした。


今回の上映会にあたっても,「俺が売ってやる」

と前売り券を一人で60枚,さらに50枚追加して合計110枚も売っていただきました。

実は天狗会の皆さんには雄勝にも来て頂いたことがあって,まだ復興商店街が移転する前,おみこしを上げていた頃大型観光バスで来ていただきました。

商店街で行なっていた雄勝のホタテまつりでの渡御だったのですが,会長はくじ引きで一等賞のディズニーランドペアチケットを当てていました。

上映会は大成功!

僕がまだお神輿の事を全然知らない頃からお世話になり育てて頂いた先輩方に今回の映画を見ていただくことが出来て,大変緊張しました。

ただ毎年僕の地元,春日神社のお神輿にも来て頂いている皆様にそのルーツを知って頂けたのはとても良い機会でした。

今月4月からまた祭のシーズンが始まって毎週遠征となりますが,3月多くの人に見ていただくことが出来て素晴らしいシーズンとなりそうです。

今年の祭も大いに楽しみます!

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上映会は大成功!