「祭の男」宮田宣也のブログ/明日がもっとスキになる

今,守るべき,つなぐべきこころって何だろう。祭の男,宮田宣也の祭ライフと,祭哲学について。

人生を変えるたった三つの方法〜美しい言葉,表情,振る舞い〜

何気ない日常を変化させ,輝くような未来へしていくため,僕が日常心がけている3つの方法があります。

それは,「美しい言葉を使うこと」「美しい表情でいること」「美しい振る舞いをすること」です。

極めてシンプルですが,パワフルで普遍的です。

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美しい言葉

先日,「国連平和の鐘を守る会」の髙瀨聖子さんにお会いしました。

彼女はニューヨーク国連本部にある国連平和の鐘を寄付した中川千代治さんの娘で,日本人があまり知らない国連平和の鐘のことを伝え,また父親が行ったように世界中へ鐘を届ける活動を行っています。

彼女が講演を行った小学校の生徒の感想文にこう書いてありました。

「今日のお話で印象に残ったのは“言葉は人を傷つけ,言葉は人を喜ばせる”ということです。これから友達の悪口を言わないようにして,いい言葉を使おうと思いました。」

子供達に向け,今すぐ,今日から出来る平和への活動は「美しい言葉を使うこと」

生涯で大中小288個の鐘を世界中に送ったという中川千代治がたった一つ伝えたかった言葉は,全ての鐘に刻まれた「世界絶対平和万歳」だったのかもしれません。

同じ出来事でも,人は使う言葉を選ぶことが出来ます。

それが誰かを傷つける言葉ならば,使わなければいい。

それが誰かを元気付ける言葉ならば,使ってみればいい。

今日から,すぐにでも,選んで変えることが出来ます。

美しい表情

人は言葉だけでコミュニュケーションをしている訳ではありません。

どんなに美しい言葉を使っていても,その表情から感情が伝わります。

言葉を変えることは今すぐに出来ますが,外面に現れる表情を変化させることは常に意識していないと出来ません。

いつも暗い顔をしている人よりも,明るい笑顔の人の下に人は集まってきます。

祭りの時も,本当に楽しそうな人たちを見ると心がウキウキしてしまいます。

僕もきっと楽しそうにしているのでみんな笑顔で話しかけてくれます。

美しい振る舞い

誰かに親切にすること,きちんと掃除をすること,元気に挨拶すること,勤勉であること。

美しい振る舞いは,周りにいる人たちの気持ちを明るく,元気にしてくれます。

誰かに優しくしてもらった時自分も優しい気持ちになれたり,家の掃除をすることで家族が気持ちよく過ごせたり。

日常の振る舞いを意識することで,周りにいる人たちの気分を変えることが出来ます。

最近は月に一回地元の神社をみんなで掃除しています。

参拝に来る人たちに喜んでもらえたり,元気に挨拶してもらえると本当に嬉しい気持ちです。

全部周りにいる誰かへのプレゼン

言葉,表情,振る舞い,全てに共通しているものは何でしょう?

それは,全て自分から発信され,自分以外の他人へ向けられるものだと思います。

髙瀨さんの言葉を借りれば,

言葉も,表情も,振る舞いも,人を傷つけることもあれば人を喜ばせることも出来る。

誰かに優しい言葉をかける,誰かを激励する,嬉しそうな表情をする,明るい顔で挨拶をする,街のためにゴミ拾いをする・・・。

そんな一つ一つが,きっと誰かの気分をハッピーに変えるプレゼントなのです。

人生を決めているのはまわりにいる誰か

人生を変えていくためには,日常を変えればいい。

毎日の積み重ねが一人一人の人生となっていきます。

言葉,表情,振る舞いを美しくしようと意識して,習慣とすることが出来れば日常は変わっていきます。

それは,毎日誰かにプレゼントを送ることが出来るから。

そして,僕の人生に毎日影響を与えてくれるのは家族であり,友達であり,先輩であり,仲間たちです。

その人たちに毎日プレゼントを送ることが出来れば,きっとプレゼントはたくさん返ってきます。だから,日常が変わります。

日常が毎日プレゼントでいっぱいになれば,自ずと人生は好転していく。

人生を変えるには,日常を変えればいい。

日常を変えるには,習慣を変えればいい。

そのために,今すぐ出来る3つの方法が美しい言葉,美しい表情,美しい振る舞いなのだと思います。

それを心がけ毎日続けていくのは簡単なことではありません。

実践し続け日常全てを変えるのは、毎日チャレンジです。

だけどふとしたことで誰かが喜んでくれたり,周りの人たちの言葉や表情が変わってきたような気がすると自分も変わったことが実感できるようでとても嬉しくなります。

これからも美しいとは何かを日々考え,毎日反省して行動してみます。

押忍