「祭の男」宮田宣也のブログ/明日がもっとスキになる

今,守るべき,つなぐべきこころって何だろう。祭の男,宮田宣也の祭ライフと,祭哲学について。

ラジオ日本「ハマビジ!」収録してきました!

先日,ラジオ日本の「ハマビジ!」という番組の収録へ呼んでいただき,収録してきました!

「ハマビジ!」は毎週横浜に縁があるゲストを呼んで話す番組です。

宮田宣也ゲストの放送日は2月6日(水)深夜25:00~25:30。AM1422kHZラジオ日本。

ハマビジ!について

f:id:nobuya315:20190122224100p:plain

ハマビジ!元県知事の松沢さんがゲストの回。

「ハマビジ!」

毎週水曜日25:00~25:30放送,ラジオ日本(AM1422/首都圏)

この番組のパーソナリティは,さくら不動産管理株式会社代表取締役である宮﨑夏紀さん。

190cmを超える大変大きな方です。

スタジオには,宮﨑さんとモデルの貴田理沙さんを相手に,質問に僕が答えていくという形でした。

主に神輿についての質問でした(当たり前ですね)

宮﨑さんは,長津田にお住いのようでお神輿を担いだことがあるようでしたが,その身長のせいで大変重かったようで・・・。

190を超える身長だと,肩がむちゃくちゃ強い場合は一人で持ち上げられますが,普通あげられませんよね。

お神輿の経験がない貴田理沙さん

貴田さんは,兵庫県出身のモデルさんです。

1995年生まれ,24歳ですかね。

関西の方では,お神輿の記憶はあまりないようで,山車や,京都祇園祭の山鉾などのイメージが強いそうです。

お神輿はもちろん担いだことはなさそうでしたが,興味を持ってくれれば嬉しいですね!

神輿についての質問

大体,こういった収録でいつも聞かれるのは,

「そもそもお神輿って何?」

といったことです。

大変ベーシックな質問なのですが,実際きちんと答えられない人が多いことも事実。

グローバル化が叫ばれる昨今ですが,日本人ならこういった質問には即座に答えられるようにしたいですね。

海外の人が聞くのは自然ですが,日本人が知らないと聞かれた時に答えられません。

お神輿とは,

「神様の乗り物」

です。

神社が神様の家だとすれば,お神輿は神様の車にあたるわけですね。

エンジンはついていないので,動力は人間です。

お祭りの日は,一年に一度神様がお神輿に乗って里に降りてくる日です。

氏神様を,氏子たちの肩によって自身が住む里まで運び,おもてなしをします。

氏子たちはそれを慶び,様々な奉祝行事を行なったり,賑わいを作ります。

まず,そういったベーシックな質問に答えました。

海外の活動について

次の質問は,なぜ神輿がヨーロッパに渡ったか,という点です。

f:id:nobuya315:20190122224339j:plain

お神輿を積み,横浜港へ向かうところ

誰もが気になるところですが,東日本大震災がきっかけとなっています。

学生時代,被災地石巻にて白銀神社のお神輿を修理する機会を頂きました。

祭当日のお手伝いもさせていただいて,里は賑わい,本当に素晴らしいお祭りの日になったことを覚えています。

そこでたまたま出会ったフランス人。

実は東北地域は,フランス人からたくさんの義捐金,救援物資を頂いています。

2014年秋,3年経ってフランスで何か日本の元気を披露する機会を作れないかと始まったのが神輿をフランスへ輸送するプロジェクトでした。

今ではヨーロッパ数カ国での渡御を実現することが出来,日本とヨーロッパの大切な架け橋となっています。

故郷,横浜

最近,横浜に関連したお話があることが多くなっています。

横浜を離れ,つくばに住みながら様々な活動をしてきましたが,なかなか故郷を振り返る余裕がありませんでした。

しかし活動がメディアに取り上げられたり,映画の上映が決定して少しづつ故郷が振り向いてくれているのかなと思っています。

祖父が残してくれた大きな財産のある横浜へ,少しづつウエイトを動かしていければいいなと思います。