「祭の男」宮田宣也のブログ/明日がもっとスキになる

今,守るべき,つなぐべきこころって何だろう。祭の男,宮田宣也の祭ライフと,祭哲学について。

国内

神輿を担ぐ友の右肩②<完結>俺にはまだ右肩がある〜府中大国魂神社くらやみ祭〜

身体が歪みそうだ。 あまりの重量を身体にかけると,肩だけでなくあちこちに負担が来る。 肩,腰,足,様々なところが連動し,立ち向かっている。 溜まってくる疲労は,アクセルをふかすように大きく叫ぶとまた鼓舞される。 重い神輿だ。

神輿を担ぐ友の右肩①再会〜府中大国魂神社くらやみ祭〜

午前2時半。 祭のあと,出店を片付ける人。 まだ残る食べ物の匂い。 その夜は,いつも独特の雰囲気がある。 僕がこの神輿を初めて担ぐことになったのは2年前。 友人から連絡をもらった。 「神輿担ぎに来てくれないか」

五年前の奇跡③<完結>土砂降りの境内〜岡山県備前国総社宮例大祭〜

彼の表情は、どうだろう。 夕方からは、雨。 土砂降りの雨の中,人生で初めて神輿を担いだ彼の表情を僕は探していた。 今年,神輿は上がらないかも知れなかった。 「雨が降れば全ての行事を中止せざるを得ません」 祭数日前の宮司の言葉だった。

五年前の奇跡②初めて神輿を担ぐ日〜岡山県備前国総社宮例大祭〜

天気予報は、雨。 朝、社務所で目覚めた僕は,外に出るとひやりとした空気を感じた。 今日は備前国総社宮春の例大祭。 晴れの国岡山と呼ばれているだけあって,竣工祭始まって以来の大雨予報だった。 数日前,岡山に来る前僕は石巻にいた。

五年前の奇跡①1200km〜岡山県備前国総社宮例大祭〜

出会いはまさに奇跡だった。 五年前,春になる前まだ肌寒い頃。 銀座。僕は宮司とそこで出会った。

浜の咆哮③おのぼり(完結)~宮城県石巻市雄勝町大須八幡神社例大祭〜

赤い水中にいるようだった。辺りが暗くなってくると,境内は提灯の光で満ちてくる。他に明かりは一切,無い。見えるのは真向かいの担ぎ手の顔,そして神輿。

浜の咆哮②~宮城県石巻市雄勝町大須八幡神社例大祭〜

今日の水温は9℃。例年よりもかなり低い。ひやりとした海に身を浸してみた。 身震いするほど,というほどでも無かったが冷たい。神輿は対岸の岩場へいく。

浜の咆哮①~宮城県石巻市雄勝町大須八幡神社例大祭〜

体温が奪われ,感覚が無くなってくる。足先に感じるのはヘドロのようなぬめり。時に固い岩につまずく。まだ冷たい東北の海を,担ぎ手は神輿を担いでいく。 神輿を海に浸けてはいけない。

踏み越えて生け②<完結>〜飛騨古川気多若宮神社例大祭,起こし太鼓〜

宙から見た景色は,どうだろう。僕は棒の上にいた。下にはさらし姿の仲間たちだ。祝い唄を,唄っている。そこに見える街並,下で支えてくれている男たち。身体を貸してくれた仲間。僕の中をたくさんの感情が駆け巡った。

踏み越えて生け①〜飛騨古川気多若宮神社例大祭,起こし太鼓〜

純白のさらしは,清浄を表すという。 男たちが,集まっている。 起こし太鼓は,岐阜県飛騨市古川で行われる気多若宮神社の例大祭に合わせて行われる。

火の滝をゆく③<完結>〜岐阜県岐阜市手力雄神社火祭〜

落下する無数の火の粉を目で追う。 初めは目が落下速度に追いつかず,無数の真っ赤な高熱の鉄粉が視界を覆っている。 しかし刹那の先,ふうわりとした赤い雪の粉が舞っているような錯覚に陥る。 暗闇の中,僕は見とれてしまう。

火の滝をゆく②〜岐阜県岐阜市手力雄神社火祭〜

息が、できない。 道の真中に撒かれる凄まじい量の爆竹,けたたましい爆発音。そして白煙。 御輿を担ぎながら,怪物の様な白い煙の中に飛び込んで行く。

火の滝をゆく①〜岐阜県岐阜市手力雄神社火祭〜

穏やかな日だ。 辺りは田圃に囲まれて,青い祭法被を着た子供達が少し散りかけた桜の下で祭の日を慶んでいる。 母親が集まって子供達の成長した姿を写真におさめている風景は,毎年変わらないのだろう。

山梨県笛吹市美和神社「おみゆきさん」に参加!高校生のマツリくんと一緒に。

先日、映画「MIKOSHI GUY 祭の男」にも登場する山梨県笛吹市の美和神社例大祭へと参加してきました.。桃と桜の花が咲く頃,桃色の浴衣を着て「ソコダイ!ソコダイ!」の掛け声でお神輿を担いで行きます。

映画「MIKOSHI GUY 祭の男」小田原特別上映会が無事終了!

2019年3月31日,小田原市民会館小ホールにて映画「MIKOSHIGUY祭の男」の特別上映会が行なわれました。当日は約100名の方にお越しいただき,盛会となりました。

「宮田くん,今年の祭はみんなで行くから」石巻の浜からの電話

石巻,大須八幡神社の氏子から電話がありました。「宮田くん,今年の祭はみんなでいくから」本当に嬉しい言葉です。

「奇祭」だからじゃなく,より深く感じるところがある。石巻,雄勝のおめつき

「奇祭」と言われるおめつき。しかし参加して感じたのは,祭の特殊性よりもそれを大切にしている浜の人たちの思いでした。

小正月の火祭り行事,どんど焼き!「どんど焼き」って一体なに?

毎年小正月(1/15)の周辺で行われている火祭行事,どんど焼き。実は全国では様々な呼び名があります。この行事,一体どんなy由来がある風習なのでしょうか?

【元旦初詣は小菅ヶ谷春日神社へ!】今年も甘酒御神酒の振る舞い,縁起凧を頒布します。

元旦には,僕の氏神様である春日神社にて縁起凧を頒布します。毎年手作りで作る1000枚の凧。新年たくさんの方のお家へ飛んでいき,見守ってくださいますように!

【石井真人さん三島市長戦応援!】届けるためには叫ばなければいけない。必死に叫ぶ石井さんから感じたこと

岡山へ向かう途中、12/16の三島市長選挙を戦う石井真人候補の応援に行ってきました。学生の頃南三陸町で復興支援活動をしていた頃大変お世話になった人です。ふるさとの為に必死に叫ぶ大人の姿に感動しました。

【岡山であんこう鍋】備前国総社宮の恒例忘年会,今年も決行します!

毎年恒例,岡山県は備前国総社宮でのアンコウ鍋忘年会!今年もつくばから850km、かまどと鍋を持ってアンコウ鍋作りに行っていきます。

【もうすぐ天長節奉祝祭】神輿行列の前を進む大獅子って一体なんだ?つくばから史上初,都内へ!

2018年12月23日に日比谷公園で行われる天長節奉祝祭に,つくばから大獅子がやってきます。県外に初めて出るという大獅子とは,一体なんでしょう?

平成最後の天皇誕生日,天長節奉祝祭!神輿,獅子,提灯行列についてくわしく!(2018年12月23日開催)

(イベント終了後 加筆) 2018年12月23日,日比谷公園外周にて天長節奉祝祭が執り行われました! 大獅子とお神輿9基による行列と,約3000名の提灯行列。 平成最後となる今年,どんな行事が行われたのか,詳しく見ていきましょう! www.housyuku30.com 詳細 …

全国の祭り男たちに聞いた「あなたの一番好きな祭りは何ですか?」

全国津々浦々,様々な場所で祭りがあります。 僕はご縁あって,各所の祭りに参加させて頂いていますが,その場所の祭り大好きな人たちにいつもする質問があります。 「あなたの一番好きな祭りは何ですか? 答えは誰に聞いても同じ 驚くべき事に,答えは誰に…

地元のお祭りが終わって,今思うこと。〜祖父が亡くなってから7年,今年のお神輿は〜

2018年9月23日。 今年の地元のお祭は,秋分の日でした。 僕のいちばん大切な日。 亡くなった祖父と,一年に一度の約束を果たす日。 それが,僕の地元,産土神社である横浜の小菅ヶ谷春日神社のお祭りです。 年間に何十箇所もお祭にお邪魔しますが,地元の祭…

僕が学生時代初めてみこしを作った時のお話〜武蔵美の卒業制作のみこしを担いで思い出したこと〜

“すごい1日だった。 ただただ、心が震えた。 すべてをかけて臨んだ神輿。 それが最高の仲間たちの手で上がったんだもの。 誰もがみんな一生懸命で。 誰もがみんな真剣で。 汗、血、涙、いのち。 そんな「人間」がここにはあった。 俺の純粋な思いが形になり、…

「マツコの知らない世界」出演を終えて〜僕が伝えたかったこと〜

先日10/31に,TBS「マツコの知らない世界」に出演させていただきました。 当日は渋谷にてたくさんの仲間と一緒に見ることができました。 番組を終え,さらに突き進んで行こうと兜の緒を締め直しました。 僕がこんな機会を頂き,どう感じ,何を伝えたかった …

【告知】マツコの知らない世界見ながら祭NIGHT

10/31(火曜日)マツコの知らない世界パブリックビューイング/祭NIGHT 番組に宮田宣也が登場し,神輿の世界をマツコに紹介します。 祭りについて語りながら,番組を一緒に見ませんか? 以下詳細 【会場】 会場:東京都渋谷区渋谷1-11-1-B1 THE GUINGUETTE by…

全国の祭り仲間で飲み明かしたい〜祭りの未来は「みんなで」考えよう〜

日本には,全国どこへ行っても祭りがあります。 幸運にも,様々な地域にご縁を頂き,たくさんの熱い祭りの魂を感じています。 そして,共に各地の神輿を担ぎ,祭りを成功させた事は最高の時です。 そんな祭りを軸にした魂の交流をいつか,してみたいものです…

都会ではお神輿は「地元の人しか担げない」んじゃなくて「地元の人は担げない」事を知っていましたか?

お祭りの華であるお神輿。 「地元の人しか担げない」と言うイメージがありますよね。 しかし実は,「地元の人は担げない」と言う事がよくあります。 氏神様が乗ったお神輿を,氏子の人が担いでゆく。 それが本来の形ならば,少し意外かもしれません。 どうい…