2019-01-01から1年間の記事一覧
令和元年を迎え,皇居にて大嘗祭が行われた事が話題になりました。現在勤労感謝の日,とされている11月23日には毎年新嘗(にいなめ)祭が行われます。それとは別に,神嘗(かんなめ)祭,相嘗(あいなめさい)祭という祭もあるのです。
我々が触れ,大いに楽しみ,心待ちにしているまつり。しかし長い歴史の中で,日本人はまつりという言葉をどのように扱い,どのような意味で使われてきたのか。
2019年10月19日,今年の日ブルガリア3つの周年を祝う式典が催されます。奉祝の行事として,神輿渡御が行われます。 ブルガリアで神輿を上げることは盟友アレックスとの約束でした。
一年に一度,仲間たちが集まり,神輿を担ぎ町を回る事。それは,集まってくれる仲間達,そして神輿を守って来てくれたご先祖様との無言の約束です。今年は、その約束を守れなかった。本当に大切な一日は、悲しく苦しい日となってしまいました。
2019年6月9日,ドイツベルリンで4回目となる神輿渡御が行われました。 また,今年2019年はポーランドと日本の国交樹立100周年の年でもあり,在ポーランド日本大使館,商工会,ポーランド日本人会で共同主催される「ポーランド日本祭」でも神輿渡御が行われま…
身体が歪みそうだ。 あまりの重量を身体にかけると,肩だけでなくあちこちに負担が来る。 肩,腰,足,様々なところが連動し,立ち向かっている。 溜まってくる疲労は,アクセルをふかすように大きく叫ぶとまた鼓舞される。 重い神輿だ。
午前2時半。 祭のあと,出店を片付ける人。 まだ残る食べ物の匂い。 その夜は,いつも独特の雰囲気がある。 僕がこの神輿を初めて担ぐことになったのは2年前。 友人から連絡をもらった。 「神輿担ぎに来てくれないか」
全国には様々な祭があります。 神社,お寺,その他を含めれば数十万あるとされる祭。 しかしこんなにもたくさんの祭は何故今も残され,継続しているのか。 僕は祭によってたくさんの人たちのご縁と想いが重なり蓄積されて大きな力になり,さらには日々の暮ら…
彼の表情は、どうだろう。 夕方からは、雨。 土砂降りの雨の中,人生で初めて神輿を担いだ彼の表情を僕は探していた。 今年,神輿は上がらないかも知れなかった。 「雨が降れば全ての行事を中止せざるを得ません」 祭数日前の宮司の言葉だった。
天気予報は、雨。 朝、社務所で目覚めた僕は,外に出るとひやりとした空気を感じた。 今日は備前国総社宮春の例大祭。 晴れの国岡山と呼ばれているだけあって,竣工祭始まって以来の大雨予報だった。 数日前,岡山に来る前僕は石巻にいた。
出会いはまさに奇跡だった。 五年前,春になる前まだ肌寒い頃。 銀座。僕は宮司とそこで出会った。
赤い水中にいるようだった。辺りが暗くなってくると,境内は提灯の光で満ちてくる。他に明かりは一切,無い。見えるのは真向かいの担ぎ手の顔,そして神輿。
今日の水温は9℃。例年よりもかなり低い。ひやりとした海に身を浸してみた。 身震いするほど,というほどでも無かったが冷たい。神輿は対岸の岩場へいく。
体温が奪われ,感覚が無くなってくる。足先に感じるのはヘドロのようなぬめり。時に固い岩につまずく。まだ冷たい東北の海を,担ぎ手は神輿を担いでいく。 神輿を海に浸けてはいけない。
宙から見た景色は,どうだろう。僕は棒の上にいた。下にはさらし姿の仲間たちだ。祝い唄を,唄っている。そこに見える街並,下で支えてくれている男たち。身体を貸してくれた仲間。僕の中をたくさんの感情が駆け巡った。
純白のさらしは,清浄を表すという。 男たちが,集まっている。 起こし太鼓は,岐阜県飛騨市古川で行われる気多若宮神社の例大祭に合わせて行われる。
落下する無数の火の粉を目で追う。 初めは目が落下速度に追いつかず,無数の真っ赤な高熱の鉄粉が視界を覆っている。 しかし刹那の先,ふうわりとした赤い雪の粉が舞っているような錯覚に陥る。 暗闇の中,僕は見とれてしまう。
息が、できない。 道の真中に撒かれる凄まじい量の爆竹,けたたましい爆発音。そして白煙。 御輿を担ぎながら,怪物の様な白い煙の中に飛び込んで行く。
穏やかな日だ。 辺りは田圃に囲まれて,青い祭法被を着た子供達が少し散りかけた桜の下で祭の日を慶んでいる。 母親が集まって子供達の成長した姿を写真におさめている風景は,毎年変わらないのだろう。
先日、映画「MIKOSHI GUY 祭の男」にも登場する山梨県笛吹市の美和神社例大祭へと参加してきました.。桃と桜の花が咲く頃,桃色の浴衣を着て「ソコダイ!ソコダイ!」の掛け声でお神輿を担いで行きます。
2019年3月31日,小田原市民会館小ホールにて映画「MIKOSHIGUY祭の男」の特別上映会が行なわれました。当日は約100名の方にお越しいただき,盛会となりました。
先日3月29日、23日から一週間行われた渋谷アップリンクでの映画の公開が無事終わりました。本当に多くの方に来ていただきました。ありがとうございます!
映画の上映に合わせて、youtubeの配信を開始しました。映画には収まりきらなかったエピソードや、裏話など映画にまつわる話だけでなく、祭の魅力や今まで神輿に触れてきて感じ、考えたことなど発信していこうと思います。
約2年半の歳月をかけて作られた宮田宣也のドキュメンタリー映画,「祭の男MIKOSHIGUY」が先日ついにお披露目されました。「これは宮田さんへのプレゼントです」監督からの言葉。
全国に数十万あるという祭。僕自身も数十カ所参加したりしていますが,全国の祭の中で日本一の祭とは一体何なのでしょうか?
石巻,大須八幡神社の氏子から電話がありました。「宮田くん,今年の祭はみんなでいくから」本当に嬉しい言葉です。
「奇祭」と言われるおめつき。しかし参加して感じたのは,祭の特殊性よりもそれを大切にしている浜の人たちの思いでした。
先日,ラジオ日本の「ハマビジ!」という番組の収録へ呼んでいただき,収録してきました! 宮田宣也ゲストの放送日は2月6日(水)深夜25:00~25:30。AM1422kHZラジオ日本。
もうすぐ完成となる宮田宣也のドキュメンタリー「祭の男MIKOSHIGUY」,主題歌のレコーディングが都内スタジオで行われました。作曲:濱田貴司,作詞:溝口貴紀,歌:CHAN-MIKA
毎年小正月(1/15)の周辺で行われている火祭行事,どんど焼き。実は全国では様々な呼び名があります。この行事,一体どんなy由来がある風習なのでしょうか?